Ristorante Sotto l'Arco
銀座8丁目にある、新しくオープンしたイタリア料理のレストラン。この周辺は最近新しいレストランのオープンが続き、注目のエリアである
休日のランチにうかがう。テーブル席のほか、厨房を大きく取り囲むように配置されL字型のカウンターがかなり個性的。オープンキッチンというよりは劇場型のキッチンで、厨房の奥の方までほとんど見渡すことができる。オーナーシェフの伊藤さんと奥さんをはじめとするスタッフがほのぼのとフレンドリーな雰囲気で、カウンター席はお勧めである。
インテリアはダークブラウンと白を基調として、シックでモダンな落ち着いた雰囲気である。
ランチのコースは前菜、パスタにメインが魚料理とデザートのコースが2500円。これに肉料理が加わるコースが3800円。今回は2500円のコースを選ぶ。
前菜は、3種類の盛り合わせ。

野菜のテリーヌはシイタケ、カブ、赤ピーマンをジュレで固めてキャベツを巻いたもの。すっきりと繊細な味わい。

真ん中のものは、3種の魚のカルパッチョで、ホッケ、イナダ、アジ。ホッケ、イナダは新鮮な生に塩をきかせたもの。アジは酢で軽くしめたもの。透明感のある味わい。

右の鹿のローストはイメージと異なり淡白な味わいであった。

魚料理は黒ソイのソテーのスープ仕立て。黒ソイを中心に、スープの中にはハマグリとツブ貝が加わり、貝の旨味がスープに広がる。パリッと皮が香ばしく身がジューシーな黒ソイはそれだけでも味わい深い。

しかし、それに貝の旨味が加わったスープは、懐石の日本料理のお椀のように淡白ながら魚介の旨味が抽出されて実にエレガントな味わいだ。黒ソイに添えられた生山葵がアクセントとなって魚介の味を引き立てる。
ワインはグラスの白をお願いする。3種類用意されている。ここまでのワインは、ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イェージ。フレッシュでフルーティー香り豊かなマルケ州のDOC。新鮮な魚介によく合う。


パスタは2種類用意されていたが、それぞれを少しずつ盛ることも可能だということなのでお願いする。
青海苔と柚子コショウのフェトチーネ、からすみ添え。潮の香りとクリーミーなパスタの織り成すハーモニーは新鮮な発見であった。

サクラエビのアーリオ・オーリオ、タリアテッレは濃厚な甲殻類の旨味と香り。太麺のパスタにもサクラエビが練りこまれ、香りを添える。皿の周りに甘エビの粉。皿の下にたまったソースが実にうまい。

パスタに合わせたワインはトスカーナの白、シャルドネとピノグリージョ。香りのボリュームは控えめだが、ボリューム感のあるふくよかな果実味はパスタによく合う。


デザートはカラメーレ、ティラミス、アイスクリーム、カステラの4種の盛り合わせ。カラメーレはカラメルとアイスクリームがプリンのような味わい。カステラは隠し味的に醤油と三温糖が加わる和のテイスト。ティラミスは洋酒が浸みて大人の味だ。

焼きメレンゲやショコラなどのプチフールとともに、カプチーノをいただく。


食器は日本の陶器が中心で水墨画のようなワビ・サビの世界。和の食材を多用した懐石料理イメージのイタリアンは和のテイストのコンセプトが強烈で、新たな体験だった。既存のコンセプトにとらわれない創作性の高い料理は、世界的にはフレンチなどで先端を行く流れに沿っている。
本場イタリア仕込みのシェフは、ベイシックに塩をしっかり使っている。ワインを飲む人には良いが、多少気になるものがある。
A+
休日のランチにうかがう。テーブル席のほか、厨房を大きく取り囲むように配置されL字型のカウンターがかなり個性的。オープンキッチンというよりは劇場型のキッチンで、厨房の奥の方までほとんど見渡すことができる。オーナーシェフの伊藤さんと奥さんをはじめとするスタッフがほのぼのとフレンドリーな雰囲気で、カウンター席はお勧めである。
インテリアはダークブラウンと白を基調として、シックでモダンな落ち着いた雰囲気である。
ランチのコースは前菜、パスタにメインが魚料理とデザートのコースが2500円。これに肉料理が加わるコースが3800円。今回は2500円のコースを選ぶ。
前菜は、3種類の盛り合わせ。

野菜のテリーヌはシイタケ、カブ、赤ピーマンをジュレで固めてキャベツを巻いたもの。すっきりと繊細な味わい。

真ん中のものは、3種の魚のカルパッチョで、ホッケ、イナダ、アジ。ホッケ、イナダは新鮮な生に塩をきかせたもの。アジは酢で軽くしめたもの。透明感のある味わい。

右の鹿のローストはイメージと異なり淡白な味わいであった。

魚料理は黒ソイのソテーのスープ仕立て。黒ソイを中心に、スープの中にはハマグリとツブ貝が加わり、貝の旨味がスープに広がる。パリッと皮が香ばしく身がジューシーな黒ソイはそれだけでも味わい深い。

しかし、それに貝の旨味が加わったスープは、懐石の日本料理のお椀のように淡白ながら魚介の旨味が抽出されて実にエレガントな味わいだ。黒ソイに添えられた生山葵がアクセントとなって魚介の味を引き立てる。
ワインはグラスの白をお願いする。3種類用意されている。ここまでのワインは、ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イェージ。フレッシュでフルーティー香り豊かなマルケ州のDOC。新鮮な魚介によく合う。


パスタは2種類用意されていたが、それぞれを少しずつ盛ることも可能だということなのでお願いする。
青海苔と柚子コショウのフェトチーネ、からすみ添え。潮の香りとクリーミーなパスタの織り成すハーモニーは新鮮な発見であった。

サクラエビのアーリオ・オーリオ、タリアテッレは濃厚な甲殻類の旨味と香り。太麺のパスタにもサクラエビが練りこまれ、香りを添える。皿の周りに甘エビの粉。皿の下にたまったソースが実にうまい。

パスタに合わせたワインはトスカーナの白、シャルドネとピノグリージョ。香りのボリュームは控えめだが、ボリューム感のあるふくよかな果実味はパスタによく合う。


デザートはカラメーレ、ティラミス、アイスクリーム、カステラの4種の盛り合わせ。カラメーレはカラメルとアイスクリームがプリンのような味わい。カステラは隠し味的に醤油と三温糖が加わる和のテイスト。ティラミスは洋酒が浸みて大人の味だ。

焼きメレンゲやショコラなどのプチフールとともに、カプチーノをいただく。


食器は日本の陶器が中心で水墨画のようなワビ・サビの世界。和の食材を多用した懐石料理イメージのイタリアンは和のテイストのコンセプトが強烈で、新たな体験だった。既存のコンセプトにとらわれない創作性の高い料理は、世界的にはフレンチなどで先端を行く流れに沿っている。
本場イタリア仕込みのシェフは、ベイシックに塩をしっかり使っている。ワインを飲む人には良いが、多少気になるものがある。
A+
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麹町の新宿通りから一本、平河町寄りの通りの地下に9月21日にオープンした店(夜は10月3日からとのこと。)。テーブル席4席×2、2席×1、カウンター約6席の小さな店で絵テレビではサッカーを流している。イタリアンとしては、ちょっと暗めの照明で居酒屋的な雰囲気でもある。

ランチメニューは生パスタセットA/Bとサラダセットでいずれも1000円とリーズナブルな設定。パン、サラダ(サラダセットには本日の前菜)、飲み物が付く。

この日の生パスタは4種きのこのラグーパスタと有機ほうれん草とエビのクリームソース、サラダセットは魚介マリネと10種野菜のサラダかぼちゃの冷製ポタージュ。
本格的なイタリアンのイメージがある4種きのこのラグーを選択する。まず、サラダとパンが皿に出される。レタス中心のグリーンサラダにミニトマトだが、おろしにんにくやバジルの入った手作りのイタリアンドレッシングがかかっていた。

パンはカットした白いフォッカッチァが2切れ。
パスタは細麺のスパゲッティーニかと思われるが、生パスタのため乾麺にはないもちもち感があり、ねっとりとしたキノコのソースが良く絡んで、まろやかでコクのある味わいとなっている。かなり本格的なパスタである。量もかなり多い。
秋の味覚の4種のきのこ、マイタケやポルチーニ(セップ)茸などが細かく切り刻んで混じり合っているラグーソースは、大変、香りが豊かで、味わいがある。

飲み物はアイスコーヒーを選んだが、まあまあの味である。

夜のメニューにはワインのほかカクテルやまっこりがあるなど、創作イタリアン・バールの名の通りダイニングバーや居酒屋のイメージが強い。


しかし、ランチに限ってみれば、雰囲気は普通だが、イタリア料理のレベルは本格的であり、1000円という価格で手軽に生パスタを味わえる店として、この界隈では貴重な店である。
B+

ランチメニューは生パスタセットA/Bとサラダセットでいずれも1000円とリーズナブルな設定。パン、サラダ(サラダセットには本日の前菜)、飲み物が付く。

この日の生パスタは4種きのこのラグーパスタと有機ほうれん草とエビのクリームソース、サラダセットは魚介マリネと10種野菜のサラダかぼちゃの冷製ポタージュ。
本格的なイタリアンのイメージがある4種きのこのラグーを選択する。まず、サラダとパンが皿に出される。レタス中心のグリーンサラダにミニトマトだが、おろしにんにくやバジルの入った手作りのイタリアンドレッシングがかかっていた。

パンはカットした白いフォッカッチァが2切れ。
パスタは細麺のスパゲッティーニかと思われるが、生パスタのため乾麺にはないもちもち感があり、ねっとりとしたキノコのソースが良く絡んで、まろやかでコクのある味わいとなっている。かなり本格的なパスタである。量もかなり多い。
秋の味覚の4種のきのこ、マイタケやポルチーニ(セップ)茸などが細かく切り刻んで混じり合っているラグーソースは、大変、香りが豊かで、味わいがある。

飲み物はアイスコーヒーを選んだが、まあまあの味である。

夜のメニューにはワインのほかカクテルやまっこりがあるなど、創作イタリアン・バールの名の通りダイニングバーや居酒屋のイメージが強い。


しかし、ランチに限ってみれば、雰囲気は普通だが、イタリア料理のレベルは本格的であり、1000円という価格で手軽に生パスタを味わえる店として、この界隈では貴重な店である。
B+
カイジKaiji
地下鉄有楽町線麹町駅に近いイタリア料理店。

禁煙か喫煙を聞かれ、禁煙と答えると地下の席を案内される。かなり広い地下のダイニングルームは一昔前のレストランのイメージだが、テーブルは昼食時半分弱が埋まっている程度。
ランチにはスパゲッティのほか、カレーやステーキなどの洋食系のメニューがある。かなり安い。日替わりパスタはベーコンと竹の子のスパゲティだが、最もシンプルでベーシックと思われる、ベーコンとホウレン草のスパゲッティを注文する。800円はかなり安い。ランチのドリンクはプラス100円。

まずサラダとパンが出される。サラダはレタスとコーンが中心。チーズ入りのイタリアンドレッシング。バターは給食で出されるような一個一個包装されているもので、レストランでは珍しい。

スパゲティは茹で上げをホウレン草、ベーコンにオリーブ油、にんにく、唐辛子をからめてフライパンで調理したいわゆるアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノで、茹で方は普通のレベル。ニンニクは控えめで、唐辛子は大きくカットされたものが2個入っている。

塩加減や火の通り具合は良いのだが、ベーコンが今一つのためか、旨味がソースに十分に染み出ておらず、余りにもシンプルな洋食店のスパゲティといったイメージである。
C+

禁煙か喫煙を聞かれ、禁煙と答えると地下の席を案内される。かなり広い地下のダイニングルームは一昔前のレストランのイメージだが、テーブルは昼食時半分弱が埋まっている程度。
ランチにはスパゲッティのほか、カレーやステーキなどの洋食系のメニューがある。かなり安い。日替わりパスタはベーコンと竹の子のスパゲティだが、最もシンプルでベーシックと思われる、ベーコンとホウレン草のスパゲッティを注文する。800円はかなり安い。ランチのドリンクはプラス100円。

まずサラダとパンが出される。サラダはレタスとコーンが中心。チーズ入りのイタリアンドレッシング。バターは給食で出されるような一個一個包装されているもので、レストランでは珍しい。

スパゲティは茹で上げをホウレン草、ベーコンにオリーブ油、にんにく、唐辛子をからめてフライパンで調理したいわゆるアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノで、茹で方は普通のレベル。ニンニクは控えめで、唐辛子は大きくカットされたものが2個入っている。

塩加減や火の通り具合は良いのだが、ベーコンが今一つのためか、旨味がソースに十分に染み出ておらず、余りにもシンプルな洋食店のスパゲティといったイメージである。
C+
DiVino
千代田区二番町、地下鉄有楽町線麹町駅近く、ベルギー大使館のビルの向かいにあるイタリア料理店。
道路に面したテラス席が広く、室内はカウンター席が多いがテーブル席もある。

ランチタイムには手軽にランチが楽しめる。パスタのランチはAがオイルベース、Bがトマトベースでいずれも1200円。緑のサラダが付く。ウニを使ったパスタは1500円。A又はBに前菜盛り合わせが加わると1500円。メインまで加わったコースは2500円とリーズナブルな価格設定ですべてのランチに飲み物が付く。プラス200円でグラスワインも可能である。

この日はベーシックなAの烏賊とフレッシュトマト、ホウレン草のオーリオ スパゲティーニを選択。飲み物はエスプレッソを。
緑のサラダはリーフレタスのミックスで、ヴィネガーがしっかり効いたドレッシングと粉チーズがかかっている。

このパスタは烏賊がミンチ状に調理され、烏賊の旨味成分の抽出に重点が置かれているようで、確かに烏賊の旨味と香りが凝縮された濃厚なソースがスパゲティに絡まっている。

スパゲティは最近一部のイタリア料理店で見かける硬めのアルデンテではなく、ほどほどの茹で具合、塩とペペロンチーノ(トウガラシ)をしっかりと効かせ、アーリオ(ニンニク)を控えて、オリーブ油も少なめで、エレガントな正統派のイタリアンである。パンのカットが付くがこちらは普通レベルである。

エスプレッソは香りが豊かである。
B+
道路に面したテラス席が広く、室内はカウンター席が多いがテーブル席もある。

ランチタイムには手軽にランチが楽しめる。パスタのランチはAがオイルベース、Bがトマトベースでいずれも1200円。緑のサラダが付く。ウニを使ったパスタは1500円。A又はBに前菜盛り合わせが加わると1500円。メインまで加わったコースは2500円とリーズナブルな価格設定ですべてのランチに飲み物が付く。プラス200円でグラスワインも可能である。

この日はベーシックなAの烏賊とフレッシュトマト、ホウレン草のオーリオ スパゲティーニを選択。飲み物はエスプレッソを。
緑のサラダはリーフレタスのミックスで、ヴィネガーがしっかり効いたドレッシングと粉チーズがかかっている。

このパスタは烏賊がミンチ状に調理され、烏賊の旨味成分の抽出に重点が置かれているようで、確かに烏賊の旨味と香りが凝縮された濃厚なソースがスパゲティに絡まっている。

スパゲティは最近一部のイタリア料理店で見かける硬めのアルデンテではなく、ほどほどの茹で具合、塩とペペロンチーノ(トウガラシ)をしっかりと効かせ、アーリオ(ニンニク)を控えて、オリーブ油も少なめで、エレガントな正統派のイタリアンである。パンのカットが付くがこちらは普通レベルである。

エスプレッソは香りが豊かである。
B+
Ristorante dei CACCIATORI②
京都祇園四条のリストランテ・デイ・カチャトーリのランチ、土日は4000円のフィクストされたメニューのみの営業である。
グラスのワインはロエロ・アルネイスを選ぶ。ピエモンテのワインだが、酸味が穏やかで、洗練されたふくよかな味わいとコクがある。

インサラータルッサはツナとニンジン、ウスイエンドウ豆のポテトサラダ。
ポテトサラダはやや普通の感じであるが、エンドウ豆のソースを絡める美味しい。


前菜2番目は淡海地鶏とキノコ、空豆のサラダ。オレンジとモスカートビネガーのソース。当店の定番の肉入りのサラダで、薄くカットされたチーズがのせられている。やや甘めのクリーミーなソースがロースとされた地鶏にうまくマッチする。色鮮やかに仕上がっている。

アスパラガスとマッシュルームのソテー、ポーチドエッグ添え。パルミジャーノとポルチーニのソース。新鮮なグリーン・アスパラガスのソテーとふくよかでコクのあるキノコの風味が厚みのある味を出している。

パスタはフェットゥチーネでホウボウとサンロードトマトとブロッコリーのソース。幅の広い生パスタ。甘みのあるトマトとブロッコリーの新鮮な風味が白身の魚に良く合う。

後半の料理には赤ワインということで、グラスのバルバレスコを合わせる。濃厚な味である。

恵那産豚のスペアリブ、香草とオリーブオイルのソース。メインは前回と同様に恵那産豚。脂が少なめだが甘く、きれいな繊細の肉質で食感が良い。かなり大きめのカットでメインとしてのボリューム感もある。

パンナコッタとイチゴ、カラメルのソース。プディングのようなパンナコッタで比較的あっさりしている。

ピエモンテの小菓子は乾菓子が3種類。コーヒーを合わせた。


前回に比べて2回目ということもあって、やや感動は薄れたが、ランチとしてはバラエティに富みバランスの良い構成だと思う。
A
グラスのワインはロエロ・アルネイスを選ぶ。ピエモンテのワインだが、酸味が穏やかで、洗練されたふくよかな味わいとコクがある。

インサラータルッサはツナとニンジン、ウスイエンドウ豆のポテトサラダ。
ポテトサラダはやや普通の感じであるが、エンドウ豆のソースを絡める美味しい。


前菜2番目は淡海地鶏とキノコ、空豆のサラダ。オレンジとモスカートビネガーのソース。当店の定番の肉入りのサラダで、薄くカットされたチーズがのせられている。やや甘めのクリーミーなソースがロースとされた地鶏にうまくマッチする。色鮮やかに仕上がっている。

アスパラガスとマッシュルームのソテー、ポーチドエッグ添え。パルミジャーノとポルチーニのソース。新鮮なグリーン・アスパラガスのソテーとふくよかでコクのあるキノコの風味が厚みのある味を出している。

パスタはフェットゥチーネでホウボウとサンロードトマトとブロッコリーのソース。幅の広い生パスタ。甘みのあるトマトとブロッコリーの新鮮な風味が白身の魚に良く合う。

後半の料理には赤ワインということで、グラスのバルバレスコを合わせる。濃厚な味である。

恵那産豚のスペアリブ、香草とオリーブオイルのソース。メインは前回と同様に恵那産豚。脂が少なめだが甘く、きれいな繊細の肉質で食感が良い。かなり大きめのカットでメインとしてのボリューム感もある。

パンナコッタとイチゴ、カラメルのソース。プディングのようなパンナコッタで比較的あっさりしている。

ピエモンテの小菓子は乾菓子が3種類。コーヒーを合わせた。


前回に比べて2回目ということもあって、やや感動は薄れたが、ランチとしてはバラエティに富みバランスの良い構成だと思う。
A
Ristorante dei CACCIATORI (イタリアン / 祇園四条駅、河原町駅、三条駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5