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一文字カレー店2

昨年オープン直後に訪れ、当時の時点で札幌最高の店と評価をした店に、1年ぶりに行ってきた。場所は、地下鉄東西線南郷18丁目と13丁目の間の南郷通りから白樺団地の交差点を北に曲がって北に向かった、JICAの研修所の向かいにある。

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店は1年前と変わっておらず、ビクターの犬と蓄音機も迎えてくれる。

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メニューは各種スープカレーがあるが、定番の「チキンベジタブル」に「ベジタブル」には加わる舞茸とサツマイモをトッピングする。辛さは中辛の2番。

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チキンベジタブルの野菜はピーマン、ナス、かぼちゃ、ブロッコリー、ジャガイモ、オクラ、ニンジン、ゴボウ、レンコン、キャベツにウズラの卵。中華料理で良く出される糸切りトウガラシもかかっている。

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スープは鶏がらなどのチキン系ブイヨンに豚骨が加わったベーススープは、トマト系スープに通常分類されるのだろうが、トマトの酸味や野菜や果物の風味や甘さが溶け込み、それでいてトマトは前面には出ず、濃厚なコク、そしてボリューム感のあるスープである。ガラムマサラに加えて、クローブやバジルなどの欧風のスパイスやハーブが強調され、複雑な風味と飽きの来ない洗練された味わいとなっている。

連れはスープにココナツのトッピング。相当量のココナツがトッピングされているため、スープの味はガラッと変わり、ココナツの香りが濃厚で、甘い風味が豊かなコクのあるスープとなっている。ノーマルのスープとは全く異なるスープに変身している。

野菜では、何と言ってもこの店の名物は、注文ごとにラードでさっと炒めて出されるキャベツ。本格中華料理店のキャベツ炒めのごとくシャキッと炒められたキャベツは、ラードとキャベツの甘みが重なり、それだけで十分美味しい。

ジャガイモは皮付きのものを軽く茹でたあと、素揚げしてあり、ホクホクとした甘い香りともちもち感がある。サツマイモも素揚げで、表面はうっすらカリッとしているが、中は焼き芋のようにホクホクと柔らかくてとても甘い。このようなレベルのサツマイモはほかに見当たらない。どしても揚げると中まで硬くなりすぎてしまう。

レンコンは茹でてあるがもちもち感がある。かぼちゃは薄切りのものを素揚げしてあり、甘くてバランスが良い。ピーマンとナスは素揚げで、特に、ナスは新鮮なナス特有の風味が油に馴染んで抽出されている。

ブロッコリーの素揚げは絶妙の揚げ加減で、焦げる寸前の香ばしさが感じられる。
舞茸は大きい塊が入っていたが、さっと軽くあぶったのだろうが。パリッとした先端の方の独特の食感と香ばしさ、根元のきのこのジューシーさが感じられた。

ウズラの卵は小さいながらも風味は凝縮されていて良い。チキンは小さめのレッグがジューシーにローストされ、チキンレッグにありがちな大味なところが全くない。

これらの具材は、様々な具材をその性格に応じた方法で調理し、最大限特色を引き出そうとする、シェフのスープカレーに対する熱意が表現されている。

前回に比べて、店主がさらにスープカレーの完成度を高めるために情熱を注ぎ込んだ成果が、明らかに見てとれる。オープンキッチンの中で調理をしながらも、客の表情にしっかりと目を注ぎ、どのようなものが客に喜ばれているか、鋭く観察している。

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当店が、スープカレー界でトップを占める状況はしばらく続くのではないだろうか。
A+++
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テーマ : スープカレー
ジャンル : グルメ

tag : スープカレー白石区札幌グルメ

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