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BLANC

北日本随一の歓楽街、札幌「すすきの」。すすきの交差点から駅前通りを南に3本目の道を西に入り、相当怪しげな店も立ち並ぶビルの1階、気が付きにくいところにある木製の重いドアを開けるとこの至福のワインバーがある。

ワインバーといっても、多種類のワインにチーズ程度のつまみが少しある、東京の西麻布辺りに良くありがちなワインバーとは異なり、この店、フランス料理をベースとした料理が前菜からメイン、スープカレーに至るまで揃っている。しかも、そのほとんどが北海道産食材を活用しているところが、素晴らしいワインバーである。

しかも、ワインはフランス、特に、ブルゴーニュの銘醸ワインを中心に最近のものから古酒に至るまで、素晴らしい品揃えで、その価格が時価とほとんど同じものがあるなど、リーズナブルであるのがうれしい。

この日は予約をしてテーブル席を確保する。東京のワインバーとは異なり、予約は必須である。

まずはシャンパンをグラスで乾杯。小ぶりなグラスながらも本物のシャンパンが1000円以下で飲める。

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フランスのビストロ定番のつまみ、突き出しのチーズシューで上質なシャンパンのト―スティーな香りに良く合う。酸味の強い普通のスパークリングワインには合わないだろう。

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ワインは店の名の白ワイン、ブルゴーニュのものを中心にワインリストを眺めていると、ソムリエさんが気になるワインはあるかと尋ねてくれた。ルモワスネのピュリニー・モンラシェ・プルミエクリュのレ・ガレンヌ1998年(何と8500円)が目に留まったので、問題ないということでこれに決めた。

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それにしても、ピュリニー・モンラシェ・プルミエクリュが8500円とは。デパートで買えば10000円は超えるのではないかと思われる。東京のワインバーでは時価の2、3倍以上で出されるところが多いから2万円以上か。

札幌に近い「追分産のホワイトアスパラのロースト シャンピニョンとウニのソース」、「時しらずのスモークとグレープフルーツ」、「桜エビの香るアスパラのフリット」、「BLANC風エビスープカレー(オマールエビのスープ)」(1日限定3食)

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料理は、ゆっくりと一つずつ出される。

この中では、グリーンンアスパラのフリットが良かった。ジューシーな肉厚のアスパラとともに細かいパン粉とすり込まれた桜エビの香りが豊かで香ばしく、白ワインの微妙な樽香にうまくマッチする。

(写真のアスパラは料理を取り分けたもの)
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サーモンのグレープフルーツ添えは、軽くスモークしたサーモンがフレッシュで、グレープフル―ツの酸味とともに白ワインに良く合う。

ホワイトアスパラは、ウニの風味はやや弱いが、アスパラがやや苦みを帯びていて、これもまた、ワインの上品で複雑な風味と良くマッチする。

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エビのスープカレーは1日限定3食。いわゆる札幌系のスープカレーとは全く異なり、オマールエビのカレー風味ソース、スープカレー風いったイメージ。濃厚なエビの香りと旨味の凝縮されたフォン・ド・オマールに上品なカレーの風味とトマトの淡い酸味が感じられ、肉厚のオマールエビがジューシーで複雑な味わいとなる。ライスはサフランライスがたっぷりと盛られているが、ワインとともに料理を味わうため、残念だが残してしまう。

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道産食材の素材の新鮮さと特色を生かした料理の数々とコストパフォーマンスに優れたフランス産ワインの素晴らしいマリアージュを実現させるこの店は、ワインファンにとって札幌では必須の店と言えよう。
A+

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テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

tag : 札幌グルメすすきのワインバー道産食材

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